「悪い?」
睨まれてブロックをつまむ手が止まる。
怖い! 怖いです!
「悪くないです」
「あっはは! 冗談だよー。先生面白いね」
何が面白いんでしょう。純はけたけたと笑います。
そんなやりとりが少し続きました。趣味やら好きな食べ物やら、個人情報を洗いざらい吐かされそうになっていた僕でしたが、唐突に転機が訪れます。
途中で抜いたブロックに、何やら文字が書いてあったのです。
「【自分のことが好きか相手に聞ける】」
書いてある文章を読み上げると、純が「あ、それ当たり!」と僕の手元を指さしました。
当たり......。
睨まれてブロックをつまむ手が止まる。
怖い! 怖いです!
「悪くないです」
「あっはは! 冗談だよー。先生面白いね」
何が面白いんでしょう。純はけたけたと笑います。
そんなやりとりが少し続きました。趣味やら好きな食べ物やら、個人情報を洗いざらい吐かされそうになっていた僕でしたが、唐突に転機が訪れます。
途中で抜いたブロックに、何やら文字が書いてあったのです。
「【自分のことが好きか相手に聞ける】」
書いてある文章を読み上げると、純が「あ、それ当たり!」と僕の手元を指さしました。
当たり......。



