体育祭の後

俺らは並んで歩いていた

正直、緊張が半端じゃない、想像以上にきつい

ほぼ100%振られる気がする・・

そう思いながらいると、

「あっ、元輝先輩
ここ寄っていいですか?」

そう言って、指さしたのはこの間俺が

告った場所だった

「あぁ」

「「…………」」

沈黙

えっ!?どーすれば…

けど、もっかいちゃんと告りたいし

「あの」「なぁ」

まじか、タイミング悪

「俺から話していいか?」

「どうぞ」

「もっかいちゃんと言いたい
俺、京華のこと好きだ
見た目だけじゃない、全部好きだ
だから、付き合ってください」

「私も・・・私も好き、です
よろしくお願いします…////」

えっ、空耳?

「まじ、で?おっけー?」

「う、うん///」

その瞬間俺は、思いっきり抱きしめた

「京華、これからよろしくな」

「うん!」




顔を見合わせたあと、俺は

''今日から俺のモノ''

そう、耳元で言って京華にキスをした



end