乙女の恋はいつも甘〜いアイツに振り回される

「わあっ!!」

驚く華恋に、創の母が言った。

「とってもかわいいわぁ!私は娘がほしかったの!これでスイーツ巡りやショッピングを一緒にできるわぁ〜」

「創が彼女を連れて来るなんて、とっても感激だ!君はもう僕らの家族だよ!!」

と、このような温かい歓迎を受け、その後恋のライバルが登場することもなく二人は交際を始めて三年を迎えるのだ。

「……話って何なんだろ」

ドキドキする胸を押さえながら、華恋は日曜日を心待ちにした。



そして、待ちに待った日曜日。華恋はおしゃれをして待ち合わせ場所へと向かった。

今日のデートは朝からではなく、なんと夕方からだった。いつもは昼間にデートをしているので、華恋は少し大人になった気分だ。

デートの服は、創が用意してくれていた。リボンのついたミント色のドレスワンピースだ。どこでデートするんだろ、と華恋はわくわくしながら待つ。

創とのデートは、遊園地や水族館などにも行くが、華恋が驚くようなところに行くこともある。たとえば、高級で有名なレストランに行ったり、華恋とは桁違いのショッピングモールに行ったり、創がやはりお金持ちとわかるところに行くこともあるのだ。