きらきら光る

「……?」
そんなことを考えながら目が覚めた私の目に見えたのは…

私の描いた看板を必死に直そうとしている先生の後ろ姿だった。

私が保健室が嫌いだから体育館に布団を運んでくれたんだ…。

額の汗をぬぐいながら一生懸命…。

私は先生に気づかれないようにもう一度目を閉じて自分の心の鍵が壊れて先生への想いが溢れないように言い聞かせた。