きらきら光る

かなり焦って乱暴に扉を開けながら探していく。

「陽咲っ!」

「先生?」

どこからか声が聞こえて俺は更に慌てて探した。

「先生、庭ですよ~。」

庭に向かうとそこには顔に泥をつけながら植木の手入れをする藤田がいた。

「ばか!心配すんだろ!」
思わず怒鳴ると藤田は驚いた顔をして「ごめんなさい」と謝った。