きらきら光る

俺の言葉にタヌキが目を開ける。

「ばれてた?」
「医者、なめんなよ。」
さっきから起きてることに気づいていた。

目を開けるた藤田はばつが悪そうに笑った。

「先生、ちょっと窓開けて?」
「?」
「ちょっと苦手で。」
そう言えば前に病院とか保健室の雰囲気を苦手だって言ってたな。
思い出して窓を開けると
「あ~生き返る」
と藤田は大きく深呼吸した。