きらきら光る

俺は陽咲をある場所に連れていった。


その場所に着くと陽咲は不思議そうに首をかしげる。


「行くぞ。」
俺は陽咲の手を引いて搭乗口に入る。


そう。俺たちは空港にいた。



今のままの彼女を愛しぬく自信がある。

でもこのままじゃあ陽咲は本当に幸せにはなれない。

このままつかむ幸せは陽咲にとっての幸せじゃない。

ただの俺の自己満足かもしれない。


彼女の本当の幸せをつかむために
俺たちはある場所に向かっていた。