きらきら光る

俺はポケットにずっと入れていた箱をだす。

陽咲の瞳から涙がこぼれる。

「20歳の誕生日、おめでとう。」
小さなリボンのついた箱を陽咲の手に渡す。

陽咲はその箱を大事そうにあける。

そこには指輪。

「大切にする。ずっと一緒にいたい。」

陽咲の薬指に指輪をはめる。


「結婚してください。」