「蓮」
処置室から拓也が出てきた。
「どうだ?」
「手の傷からの出血がかなり多かった。少し神経が傷ついてたのが気になる。もしかしたら後遺症が残るかもしれない。ただ完全に切れた訳じゃないからな、望みはある。」
「意識は?酸素は?」
「お前の処置が早かったからな。大丈夫だと思う。低酸素状態も短時間だったし、発作は収まってる。目が覚めるのも時間の問題だな。」
「そっか。ありがとな。」
「病室に移動するから手伝え。」
俺はストレッチャーで運ばれてきた藤田を病室に運んだ。
処置室から拓也が出てきた。
「どうだ?」
「手の傷からの出血がかなり多かった。少し神経が傷ついてたのが気になる。もしかしたら後遺症が残るかもしれない。ただ完全に切れた訳じゃないからな、望みはある。」
「意識は?酸素は?」
「お前の処置が早かったからな。大丈夫だと思う。低酸素状態も短時間だったし、発作は収まってる。目が覚めるのも時間の問題だな。」
「そっか。ありがとな。」
「病室に移動するから手伝え。」
俺はストレッチャーで運ばれてきた藤田を病室に運んだ。



