久しぶりにたばこに火をつけた。

別にたばこを吸いたかった訳じゃない。


煙が空に上がるのを見ると自分が茜のもとに行けるような…近づけるような気がしただけだ。


俺だけ年をとって

俺だけ息をして

俺だけ未来をつかんで



あいつ、悲しまないかな。