きらきら光る

「目、閉じてろ。」
回りの視線をひしひしと私が感じていると先生はそう言って笑った。

大嫌いだった保健室。

でも私は3人に守られるように囲まれて…今はこの空間も耐えられた。

「ありがとう。」

目を閉じたまま伝えると蒼介と優子は「気にすんな」とか「当たり前でしょ」と言ってくれる。

松浦先生は温かい手で傷ついたおでこを撫でてくれた。



…啓吾。
今は私、連れていってって思わないよ。