きらきら光る

藤田が急に眠りにはいる度に俺は呼び出された。

その回数が増えている。

統計をとりながら深刻さが増していた。

「先生、私おかしくなっちゃったのかな。」
「ん?」
あまりにも症状が重い日は俺は藤田を自宅へ送る。

その日は体育の最中に倒れて眠った藤田。最近立っているときも移動中も所かまわず、状況かまわず藤田は眠りに落ちる。

さすがに藤田自身も異変に気づいている。

「お前はどう思う?」
藤田自身が何を考えているかが知りたかった。