「うわっ、先生の綺麗な笑顔もう見れなくなるとか悲しい」
「美しい先生がいるって、やっぱりいいっすよね!」
私の笑顔を見てそんなこと言ってくる男子生徒たち。
いくら嘘とはいえ、少し恥ずかしくなる。
「あ、先生照れました?」
「俺たちでもいけんじゃね!?」
なんて冗談を言いだすものだから、やめなさいって言おうとしたけれど、その前に智也が止めてくれた。
「お前ら、黒崎先生困ってるだろ」
「…ちぇっ。智也ってそういうところ真面目だよな。
彼女作らねぇくせにモテモテで…俺は悔しかったぞ!」
「そうだそうだ!
早く初恋の幼なじみ見せろ!嘘つき智也め!」
どうやら標的が私から智也に変わったらしく、写真を撮り終えた後、私はすぐにその場から離れた。



