すると多くの生徒たちに写真を撮ろうと言われ、写真を撮ることに。
「黒崎先生!私も撮ってください!」
「一緒に写ってくださいよ〜!」
その時の生徒たちはもう、泣いてはおらず、涙のあとは消えて笑顔で溢れていた。
いきいきしていて眩しい。
「先生、女子ばっかじゃなくて俺たちとも撮りましょうよ」
「お前のその言い方きもすぎだろ」
今度は二組の男子生徒たちにも写真を求められる。
その中にはもちろん智也もいて、少しだけ意識してしまう私。
「どこに入ればいい?」
八人ほどいたため、隅の方に行こうかと思っていたけれど。
「もちろん黒崎先生は真ん中ですよ」
そう言ったのは、満面の笑みを浮かべる智也。
智也が私を先生と呼ぶのはこれが最後かな、なんて思いながら言われた通り真ん中へ行く。
智也は私の隣だった。
「うわっ、智也たち先生挟んでてずりぃぞ!」
「そうだそうだ、俺も隣に行かせろ!」
なんて反対意見を言う男子生徒たちもいて。
やっぱりまだ男の子なんだなと思い、思わず笑ってしまった。



