お願い、好きって言わないで。







「お母さん!智也受かったって!」


お昼過ぎに智也から電話がきた。
どうやら合格だったらしい。

電話越しに聞こえる智也の声は少し嬉しそうだったから、私まで嬉しくなる。


「あら、本当?
これでようやく受験から解放されるわね」


お母さんは喜ぶ私を見てにこにこ笑った。
やっぱり智也より私の方が喜んでる気がする。


けれど嬉しいのは確かだし、あまり気にしないでおく。

そして智也のお祝いをするため、彼の家族が来るのを待っていた。


智也が到着する前に先に智也の両親が家に来て。