お願い、好きって言わないで。




けれどこれ以上抵抗はできない。
私は諦めて、大人しく部屋についていった。


部屋に入ってすぐベッドに向かう…訳でもなく。
お互い前後に座るような形で、智也に後ろから抱きしめられた。


「智也、勉強しないと」
「エネルギーチャージ」

「何それ。本当にサボってたらよくないよ」
「うるさい」


わざと私の耳元で囁く智也。
一瞬、体がゾクッと震えた。


「ほら、すぐ反応する」

小さく笑ってくるから、余計に恥ずかしさが増す。
そんなの仕方がない。


耳を狙ってくる智也が意地悪いのだ。