膝が隠れるくらいの長さであるスカートの中に手を入れ、太ももを撫でてきた。


「……っ」

全身がゾクゾクする。
なんとも大胆な触り方。


「やっぱ敏感。たったこれだけで」
「い、言わないで!」


いちいち言われると恥ずかしさが増す。
そんな私の反応すらも、彼は楽しんでいる。


「こんなんで我慢できる気ねぇんだけど」
「じゃ、もういい」

まだまだ余裕そうに笑っているくせに、そんなこと言って。
私は起き上がろうとしたけれど、彼がそれを許してくれない。


「どいてよ」
「無理」
「無理って、智也が我慢できな……っや」


大胆にもその手が上へと進んでいく。

「待って、それ以上はダメだから」


脱がさない程度とは言ったのだが、このままでは下着にも手を伸ばされそうだ。