俺の恋人曰く、幸せな家庭は優しさと思いやりでできている「下」

教会の中に響くリーバスの声が、私の胸を高鳴らさせる。体中が熱くなっていく。今日はとても特別な日。

「私も、病める時も、健やかなる時も、リーバスを愛し、敬い、共に歩みます」

また、唇が触れた。



とても緊張した二度目のプロポーズから半年後、俺とクリスタルはタンバリー国のアリーチェさんの働く教会にいた。

今回は、観光でもクリスタルがタンバリー国へ帰る日でもない。

コンコンコン、とドアがノックされる。「はい」と俺は緊張しながら答えた。

「よぉ〜!タキシード似合ってんじゃん!!」

アレックスが部屋に入ってくるなり、俺の脇腹を突く。俺は「やめんか!」と言ってアレックスの頭を刺激する。

「まさかリーバスが結婚とはなぁ…。俺も急がないとな〜」

レムがそう言いながら俺をじっと見た。

そう、今日は俺とクリスタルの結婚式だ。俺も初めての白いタキシードに緊張する。

「クリスタルくん、きっときれいなんだろうね!」

イワンがニコニコと笑う。リーも「そうだネ!花嫁さんはとてもきれいだヨ!」と言った。