俺の恋人曰く、幸せな家庭は優しさと思いやりでできている「下」

フィリップ王子は、とてもうるさかったのでリーバスたちに追い出されていた。ちょっとかわいそうだったけど、真夜中だったしね…。

リハビリも頑張って、もうすぐ退院することもできるとリーが言ってくれた。

「本当!?嬉しい!」

「よかったですね!クリスタルさん!」

小町たちもとても喜んでくれた!もちろんリーバスも!

「クリスタル」

リーバスが少し頰を赤くしながら、私に言った。

「今度、出かけられないか?」

少しの時間なら外出もできる。私は頷いた。

そういえば、私はリーバスに謝れてない。ちゃんと謝らないと。

そう思いながらも、胸の中は嬉しさでいっぱい。こんなに幸せを感じるのは久しぶりだった。



出かける日、当日。その日もきれいな青空が見えている。

リーバスは病院の入り口で待っている。私は身支度を整えていた。デートなんてとっても久しぶり!なんだかすごく緊張する。

私の首には、リーバスがくれたネックレスがちゃんとある。私はネックレスにそっと触れた。

「…ちゃんと伝えるからね」

だから、どうか嫌わないで。