俺の恋人曰く、幸せな家庭は優しさと思いやりでできている「下」

「あなたといると退屈しませんわ」

「お前の笑顔は、見ているこっちも元気になれるネ!」

「あなたのためならば、私は全てを捧げます」

「私は、あなたの真実を愛しています!」

「僕は、あなたの味方です!何があっても、どんな壁にぶつかっても!」

「あなたともう一度巡り会えてよかった。友達になってくれて、本当にありがとう」

「あなたが生まれて、幸せになってくれることが私の幸せよ」

「クリスタルさ〜ん!俺にできることがあったら言ってくださいね?」

リーバス、アレックス、イワン、小町、フローレンス、リー、ルーファスさん、ライナ、マット、リリー、お母さん、レムさん……。

たくさんの人の声が私の中に響き、思い出が蘇る。楽しくて、幸せな思い出……。

「……そうだよ。生きないと!」

私は涙を拭い、立ち上がる。闇の中に次々と光が差していく。

人は、言葉が話せる唯一の生き物。伝えたいことがあるのなら、それを口にしなければいけない。口にしなければ伝わらないのだから……!