あの日


もし僕が


君の事を手放さなかったら


こんなことにはならなかった。


僕はどうしてあの時君を・・・・・ッ


一生の後悔をする



これは冬が終わり春に近づいてきた頃


上を見つめ僕はまだ咲き始めの桜の木を見る


僕は昔のことを口にした



「6年前もし俺が君の隣にいたら僕は今頃君の隣に入られたんだろうか・・」


これは僕と彼女の一生で一度の思い出。
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「おはよう!!真夢喜!」



俺の名前は一三河真夢喜(いちかわまゆき)よく「女の子みたいな名前だな」とか言われるけどもう慣れた。


大きく僕に挨拶をするのは僕の好きな人大山楓(おおやまかえで)


身長は170cmの僕より10cmぐらい小ちゃくて赤ちゃんみたいな可愛い小顔にさらっと僕の手に当たる長いロングヘア


他の人と比べると、僕より小さい女子でも大きく見えるくらい小柄な女の子



「相変わらずチビだな楓」



「うっさいわ!そうゆうあんたこそ相変わらずでかくて巨人みたいだわ!」



「うっせぇよ」


楓は外見と違ってとても負けん気が強く、『売られた喧嘩は売り返す』みたいなぐらい普通の子とはちょっと違う所が


好きだ・・・///



「ねぇ、聞いてよ今日さ、朝から・・」


とコロコロと話題を変えてはまた次へ次えへと話題を変えていく。


よくもこんなに話す事があるな、といつも思うくらいお喋りさんで男子にも女子にも人気で学年で知らない人はいないんじゃないかってくらいの有名人?


有名人ってほどではないかもしれないけど去年の文化祭でミスグラプリに選ばれた程の可愛い顔を持った人。


それが大山楓、




「お前さ・・」



「ん?なんか行った」



「っ//!な、なんもねぇよ!ほら行くぞチビ」


「っっっっ!チビじゃねって行ってんだろ!」


学校につき