先輩、食べてもいいですか?




その結果───


「本当にすいません」
「いいのいいの、私も止めなかったのが悪いから」


なんと彼は想像以上にお酒に弱かったらしく。
気を遣わせてしまったのか、どうやら佐藤くんは無理して飲んでいたようだ。

そして店を出た今、少し足元がフラついていた。


「家、送るよ」
「……すいません」

「ほら、そこまで謝らなくていいから!
明日は休みだし、気にしないで」


この状態で電車に乗るのはどうかと思い、タクシーを呼んだ私。

タクシーに乗り込むと、佐藤くんが私の肩に頭を乗せてきた。


どうやら相当しんどいようだ。