先輩、食べてもいいですか?



私はそのままの状態で水を飲んだが、飲み終わっても彼は離れようとせず。


「佐藤くん、眠たいならベッドで寝よう。
ここにいたところで寝られないからね」


私の言葉を聞いて、彼は力を緩めた。

そこを見計らって私は彼から離れ、ベッドまで誘導する。
彼は大人しく私についてきて、ベッドに横たわった。


「お酒、弱いのに誘ってごめんね?」
「……」

「今は気持ち悪いとかない?」


返事がないから不安になる。
佐藤くんは先程からじっと、私を見つめるだけ。


「何か言いたいこと、あるの?」


痺れを切らした私は、つい聞いてしまった。