「大丈夫大丈夫!さと…くん?誰?
もしかして目の前の子?」
「多分そうだ!俺らは医大生!お前高校生か?
お前ちょっと女の子から離れろ!」

私は袋を当てられているため声が出ない

佐藤くんは1人の医大生に腕を掴まれ

私から離される。

「あ!声出しづらいね!あってたら頷いて!」

「あなたは高橋さん?」

「んで、この男の子は…?確かさと…くん
あ!佐藤くんか?!」

私はコクリと二回頷く。