「うん、二人ともごめん…ありがとう」

「俺、警察の人呼んでくるね」

悠一が呼んできてくれた。

「えーっと高橋美帆さん?大丈夫ですか?」


「はい…すいません。」


「いえいえ、あなたは何も悪くないですよ
少しだけ話してもらおうかと思ったんです
けど男二人に吐かせたんで大丈夫です!」


「「は…吐かせた」」

俺と高橋さんの声が被ってこの場にいた皆んな

笑っていた。

無事、男二人は高橋さんの状況を説明したら

しっかり反省した様子だったらしい。