佐藤くんはゆるい

一言も喋らなかった。

そんな私を心配したのか高野さんが

「瀬戸、高橋さん大丈夫か?
何も喋らないけど」

と声をかけ、瀬戸さんがこっちを見る

「高橋さん?寒い?大丈夫?」

瀬戸さんが私の腕や頭を撫でている為、

仰向けの状態で寝ることしか出来なくて

目が合う。見つめ合うような状況になり

恥ずかしさが増す。

「いや…大丈夫です…よ?
むしろ、瀬戸さん冷えませんか…?」