佐藤くんはゆるい

しばらく、私も話していた。

だけど数分後

私は呼吸がし辛く、寒気がする。

寒くて自分の手を握る、すると指先が

氷のように冷たかった。

「高野〜、病院まで結構遠いよね?」

「そうだな…軽い渋滞だし…30分はかかる」


あ!と、瀬戸さんは思い出したように

「木山、助手席にブランケットあるだろ?
ちょっと取って。ん。サンキュ」

木山さんからブランケットを受け取り

瀬戸さんは何故かスーツを脱ぐ。