佐藤くんはゆるい

瀬戸さんが私の顎に手を添え顔を

上げさせる。

「そうだな…少し悪いか。
それに体が冷たい…。高橋さんちょっと
座って。」

瀬戸さんが木山さんに椅子を持ってくるよう

頼み私を座らせた。

「瀬戸さん…ハァ…凄いですね…
なんでも…わかるんですね……」

「木山、この店の前に車持ってくるよう
頼んで。高野に」

「了解…
あ、もしもし?俺、車をさ…
あ、もう店の前にいる?あ、本当だ
今行く」

「瀬戸。車そこにあるって」