次の日、私はずっと戸惑っていた。

「どうしよう…もう11時だよ…
なんて喋る?ていうか、お昼どうするの?」

今日は朝から両親が出かけるため

家の中は私しかいない。

すると、家のインターホンが鳴った。

「はーい」

「美帆?俺…彗」

「今出るね。」

家のドアを開けると、当たり前だけど

彗がいて…。

「おはよう」

「おは、おはよう」

「行こっか」

「うん…」