"好き"なんて言えない

結局うちに来たっていつもと一緒で
案外楽しかったのは秘密...

理「そろそろ寝るか?」
「へ?もうそんな時間?」

燈「明日も学校だからね」
理「楽しかったんだろ?また泊まってやるよ」

ニヤッと笑うリオくんは意地悪で燈也くんが優しいのもいつものこと

こんな何気ない時間で恋心が芽生え始めてるなんてまだ未熟な私は知らなかった

そのまま眠って次の日の朝

いつも通り心優が来るわけで家から3人で出れば大興奮の心優

心「え?何で?まさか皆でお泊まり?!嘘でしょ~!」
周りに聞こえちゃうような声で言うから通学途中の生徒たちの注目の的

「ちょっと、心優~」
理「事実だからいんじゃね?」
燈「楽しかったね」