「せんぱいたちお待たせしましたー!!」

...っ


「やだー夏月くんてばもぉー!」

「ごめんね〜
華奈ちゃんの反応かわいいからつい笑笑」



二人ともすごく親しげ...


「あ、ちびちゃんおつかれーどーだった??」


「...えぇーと、
とりあえず〜と〜と...らしくて後々追加されていくらしいです」


「そ、そんなにあるんだぁー」

「やっぱり多いな...」

で、ですよね...

「おれたち後輩が頑張るのでよろしくお願いします」

「あ、青山くん...ほんとありがとう!!」

優しすぎるよ〜
もう感謝、感謝だよ

「...そーだね、ちびちゃんが引き当てのだしね〜」

「うぅ...とりあえず明日かららしいので
今日は解散だそうです」


「そーなんだ!夏月くん途中まで一緒帰らない?」


「別にいいよ〜」

私も一緒帰りたいけど...
今は私なんかの気持ちより大切なことが

「青山くん今日ってこれから部活いく?」

「え?もう遅いし帰る予定だけど」

そっか、ならちょうどいいや!

「話したいことがあるんだけど帰り一緒帰っても...いいかなー?」

「...」

なんかせんぱいから視線感じるけど
なんで...?

「いいけど話って?」

「帰りながら話すー!」


「二人ともほんと仲良しだね!!」

「へ?」

「ありがとございます
お二人も仲良しですね」

青山くん...?

「ほんと?ありがと〜
じゃー、夏月くん帰ろぉー」


「あ、あぁ」

せんぱい...勘違いしてないよね?
まぁー、せんぱいは私に興味ないみたいだから
別にいいか


「青山くんも帰ろー」