「よし!公平にじゃんけんで決めましょう」


「わかった」

「いいよ〜」

「分かりました」


よし!

「最初はグーじゃんけんぽん」

...


「え、私一人負け!??」


「さすがちびちゃんだね笑」

「一木どんまい...」

「真紘ちゃん...」


負けたものはしょうがない!

「では、行ってまいります!!」


「じゃー、代表集まってね〜」


「順番にくじ引いて言ってねー
数字書いてあるから黒板見て役割確認してね
ちなみに数が少ないほど大変だよー」


なるべく大きい数字を引けばいいんだよね...

これなら私にもいける...かも

「よし、これだぁー!!!」


...


「一木どーだったー?」


...


「青山くん...」

「ど、どーした?」

「1引いちゃたー😭😭」


「え!?」

うえーんどーしよー

せんぱいたちもいるのに1番大変なやつだよ...


「真紘ちゃんたちって付き合ってる...の?」

へ?

「いや、付き合ってませんよ?」

「ちびちゃんイチャつくのもいいけど番号教えて貰えるかな」


はっ
悲しすぎて青山くんに抱きついてしまった...


「ご、ごめん青山くん
気が動転して...」


「だ、大丈夫だよ、気にしないで」

やっぱりモテる男は違うな〜


「仲良しだね!二人とも」


「ち、違いますよ〜
私が好きなのはせんぱいですし」


「...」

「...」


「そ、そーなの?初めて知った...」


「それより番号なんですけど1番引いてしまいました...」


「1番?」


「1番仕事が大変なやつだそうです...」


「ちびちゃん...
裏切らないね期待を...」


「ど、どんまいだよ一木」

「そ、そうだよ!みんなで頑張ろ!」

み、みなさん


「ありがとぉございます!!!
一木は死ぬ気で頑張ります!!!!!」