はちみつの景色





「高校に入って、一回すれ違った時、すぐに気づいたよ」


1組と12組。

出会う確率はとても低いはずなのに。


「いつ話かけようかなって、ずーっと伺ってた。」


そう話す千景くんは、優しく微笑んだ。




「次は、果乃の番。」

「へ?私?」

「果乃は?なんも言っておきたいこととかない?」

「私は…」


こうして全部打ち明けてくれた千景くんに。

なんて返したらいいんだろう。



素直に気持ちが伝わるといいな





「私、千景くんが…すき、です」