「どうしようかな」 夏子と別れて、少し考えてみる。 でも、せっかく手紙をくれたと言うことは何か用事があるんだよね、行かなきゃ失礼だよね。 そうして、また、あのまっすぐ伸びる道を左に曲がる私。 昨日よりずっと慣れたもんで。あの垣根の穴をカサカサ音を立てながら通ってみせたのだった。