ユウキはサラとの会話に夢中で、栗原先生が料金を払ってくれていたことに気づいていなかったが、いつもはこのあとにまたもう一軒飲みに行くパターンだったので、ギリギリまで、サラと話していようと思っていた。
「サラ?」
なぜかこのとき初めて呼び捨てにしてしまった。
「このあとって、何か予定ある?」。
「どっか飲みに行かない?」。
「えっ、二人で?」
「いや、このあといつも栗原先生とカオリさんがアフターに行くから、いっしょについて行かない?」。
ユウキはもっともっとサラと話していたかったし、サラのこともっと詳しく知りたかった。
「うん、じゃあ、いいよ」。
ユウキはアフターなんて、誘ったことがないから、ちょっとドキドキしたけど、思いのほか、サラの方があっさりOKしてくれたので、ホッとした。
先輩のカオリもいっしょ、というのがよかったのかもしれない。
「サラ?」
なぜかこのとき初めて呼び捨てにしてしまった。
「このあとって、何か予定ある?」。
「どっか飲みに行かない?」。
「えっ、二人で?」
「いや、このあといつも栗原先生とカオリさんがアフターに行くから、いっしょについて行かない?」。
ユウキはもっともっとサラと話していたかったし、サラのこともっと詳しく知りたかった。
「うん、じゃあ、いいよ」。
ユウキはアフターなんて、誘ったことがないから、ちょっとドキドキしたけど、思いのほか、サラの方があっさりOKしてくれたので、ホッとした。
先輩のカオリもいっしょ、というのがよかったのかもしれない。


