Campus Love~学内恋愛~

「そうだね。ミユはお父さんに似て、背が高くてよかったね」。



「でも、ちょっと高いの気にしてるのよ」。



「いいんだよ。お父さんに似合ってれば」。



「天国のお母さんがやきもちやいちゃうかもよ?」。



ミユはうれしそうに首を少し傾けて自分の髪を撫でた。



このしぐさもリカにそっくり。



「それも、そうだね」。



「あっ、そうそう、お父さん、大事なもの渡すの忘れてた」。



「なに?」。