また、セクハラ問題に関しては、百戦錬磨の山本先生によると、現在の日本の大学の場合、まだ身内、すなわち、教員の側には甘く、被害者の学生が泣き寝入りするケースも多いという。
冷静に考えると、今回のミヒロへのセクハラも、持続的なものではなく、あの事件の日以外は、セクハラではなく、アカハラに該当する可能性が高い。
最悪は、セクハラに関しては、証拠不十分で処分はなし、アカハラに関しては、厳重注意だけになってしまうかもしれないと、山本先生はおっしゃった。
もちろん、このことはミヒロには伝えていない。
ただし、山本先生は、ミヒロの証言を重く受け止め、ユウキのことも信頼してくれて、すぐに大学の執行部に働きかけ、調査委員会を発足させ、その構成メンバーも、戸部先生以外は、山本先生の息のかかった人を選んでくれた。
あとは、山本先生にお任せするしかない。
冷静に考えると、今回のミヒロへのセクハラも、持続的なものではなく、あの事件の日以外は、セクハラではなく、アカハラに該当する可能性が高い。
最悪は、セクハラに関しては、証拠不十分で処分はなし、アカハラに関しては、厳重注意だけになってしまうかもしれないと、山本先生はおっしゃった。
もちろん、このことはミヒロには伝えていない。
ただし、山本先生は、ミヒロの証言を重く受け止め、ユウキのことも信頼してくれて、すぐに大学の執行部に働きかけ、調査委員会を発足させ、その構成メンバーも、戸部先生以外は、山本先生の息のかかった人を選んでくれた。
あとは、山本先生にお任せするしかない。


