Campus Love~学内恋愛~

戸部先生は続けた。



「ハラスメント相談窓口、および、セクハラ対策委員会によって発足した今回の事件の調査委員会の報告は、次のような内容です」。



まず、被害者である文学部1年の女子学生は、後期の「環境科学」の授業後、毎回のように細川教員の研究室に呼ばれ、本人が嫌がるのにも関わらず、長時間研究室に拘束された。



とくに、11月25日の木曜日、被害者は、細川教員の研究室で、強引に関係を迫られたあげく後ろから抱きつかれて、胸を触られ、スカートの下の下着の中にまで手を入れられた。



そのとき、細川教員はその行為が被害者の合意の上であるかのような発言をしたが、被害者にそのような感情は一切なく、細川教員の極めて一方的な行為であった。



よって、今回の事件に関して、大学側は学長名で、セクハラ調査委員会を発足させ、その構成員を、セクハラ対策委員会委員長の山本順子教授、人間科学部環境科学講座の戸辺一郎教授、文学部日本文学講座の下田淳一教授、教育学部生涯教育学講座の里中百合子教授とする。



今後は、この調査委員会の厳正なる調査結果にもとづき、細川教員の処分を決定することとする。