Campus Love~学内恋愛~

リカは、「ユウキも入ってきなよ」と言って、洗面台からドライヤーを取って部屋の中央のカウンターの方へ歩いてきた。



ユウキは、リカに言われたとおりバスルームへ向かい、シャワーだけ浴びて、バスローブを着たまま、すぐに出てきた。



ユウキは髪の毛も乾かさないまま、ベッドに寝転がり、脇にあったテレビの番組表を取って、意味もなく眺める。



もちろん、本当に何の意味もない。



だって、これからテレビなんて見る気ないんだから。



すると、突然、窓際のソファーに座ってテレビを見ていたリカが、手を後ろに組んで、「ユーーキ、いいものあげよっか」と言った。



「何?」ユウキは起き上がって言った。



「ほしい?」



「リカがくれるものなら、なんだってもらうよ」。



「じゃあ、目をつむって。目をつむってくれたら、アゲル」。



ユウキは、仕方なく目をつむった。