Campus Love~学内恋愛~

結局、ユウキは、リカが東京へ来た理由を聞き出すことができないまま、早くも最後のデザートが出て来た。



リカは、きれいにデコレートされたおいしそうなデザートを食べずにしばらく眺めていたが、かなりお腹が一杯になっていたようで、一口だけ口をつけて、残りはユウキに食べさせた。



ユウキは甘党だったので、何とか全部食べきり、「ハイ、おしまい、ごちそうさま」とリカに向かって言った。



「ごちそうさまー、景色はきれいだったし、料理もお酒もおいしかったし、ユウキ、ありがとおー」。



リカはかなり上機嫌だった。



「リカ、このあとどうする? もう一軒行くか?」



「もちろんでしょ。今夜はとことんつき合ってもらうからね!」。



リカはそう言いながら、席を立ってトイレの方に歩いていった。



「ちょっと酔ってる? 大丈夫かな?」。



とりあえずユウキは清算をすませ、店員にタクシーを地上階に準備してもらうようお願いして、リカの帰りを待った。