Campus Love~学内恋愛~

ユウキは「夜景が見えるレストランなんて、ちょっと古いかな」と思ったが、席に着くなり、リカが窓の外をずっと興味深く覗いていたので、少し安心した。



二人は、グラスワインの赤と季節のお勧めコースをオーダーして、軽く乾杯をした。



「東京へようこそ!」。



「うん、ごめんね。突然呼び出して」。



「別にいいよ。学会の懇親会に行っても、上の先生に気を使うばかりだから、むしろ誘ってくれて、うれしいくらい」。



「そうなの?」。



「うん、懇親会も、僕にとっては仕事のうち」。



「あたしたちのアフターと同じ?」。



「そうかもね」。



ユウキはちょっと怪訝そうな顔をして言った。



「でも、ユウキの時はそう思ってないよ」。



「そう言ってくれると、うれしいけど」。