34だよ、私。

ビチビチお肌じゃないんだから…

でも、3人は、わがままな兄弟のように私を引っ張って、写真を撮らせた。

ううん、撮ってくれた…

こんな私と…

祥太君は、私の腰に腕を回して。

文都君は、照れながら、私に頭を近づけた。

颯君は、肩を抱きよせた…

嬉しいような恥ずかしいような…

私は、スッピンだし、出来た写真をあまりみたくなかったけど…

でも、3人は、携帯のカメラで、ワイワイ言いながら撮影を楽しんでる。

だから、まあ…いいかって。

笑顔の写真だから…

『じゃあ、1度部屋に戻るね。後でみんなでそっちの部屋に行くね』

みんなで飲み直そうと約束していた。

今日は、飲みたい気分だったし。

部屋に戻って、私は、お母さんとひなこちゃんに声をかけて、一緒に男性陣の部屋に入った。

『お邪魔します』

そこから、お母さんを含め、私達は夜中まで楽しく6人で話した。