素肌に蜜とジョウネツ


そんな凌一の行動を見て、もう少しゆっくりでもいいじゃん……

そう思うけど、くいっと一口分だけペットボトルの中身を飲み、私もブラウスのボタンを外して自ら下着姿になる。

その姿で凌一が待つベッドに這い上がろうとしたけど、

どうせここまで自分で脱いだんだし……

そう思って下着も自分で外した。

手始めに、という具合で数回のキスを重ねた後、始まっていく私と凌一の行為。

恋人同士でもないけど、一糸纏わぬ姿を見せて、身体を重ねて一つになる。

たぶん、きっと、

ここ数年の枯れた生活の中で、“女”として感じる潤いを実感できる唯一の行為。

だけど、何だろう。

心に霧のようにかかるモヤモヤ感。

凌一との時間が一番の刺激で潤いの時だと思っているのに、

キスをするほど、

愛撫をされるほど、

凌一が私の中に入るほど、

その行為を受けて、感じ喘ぐ自分を虚しく思う自分がいる。