素肌に蜜とジョウネツ


「あれ?何、そんなに驚いた顔してんの?」

「何って……あのねぇ、こんな夜中にいきなり背後から肩掴まれたら、普通は驚くって……!」

「悪い悪い。ちょーど、この近くに住んでる友達んトコで宅飲みしてさぁ、ちょっと寄ってみた」

「友達って……どうせ女でしょ?」

「残念。男でしたー」

「ふ~ん。どーだか……」


そんな会話をしながら、イヤな気配の正体が凌一で良かったとホッとする私。

それに、ちょうど凌一に会いたいという気持ちもあった。

本業に副業。仕事での疲れがあっても、今日は何時もと変わり映えの無い一日で、明日はせっかくの休みなのに何もないのはやっぱり寂しい。

ここ数年の平坦な毎日の中での刺激と言えば、凌一との時間くらいだから……