素肌に蜜とジョウネツ


そして、午前0時。

お店が閉店の時間を迎え、トトちゃんのところへ顔を出そうかとも思ったけど、


「つかれた……」


一歩、店の外に出ると、一気に襲ってくる疲労感。

明日は休みだけど、今夜はもう大人しく家に帰ろう。

そう思って、店から出て直ぐにタクシーを拾った。


それから十数分、タクシーに揺られて、


「ありがとうございました~」


と、運転手さんにお礼を言って、降りた場所はコンビニ。

何だか喉が渇いたので飲み物と、明日起きて食べる用にパンを買ってコンビニを出る。

ここからマンションまでは徒歩五分くらい。

大通りから裏の通りに入ると交通量は殆どなくて、副業のお店がある歓楽街の明るさから一転、

周りにある明りといえば、街灯とちらほらついている家の明りくらい。