「市販ルーカレー……」
ラップされたカレー皿を見て、高輪マネージャーがポツリ。
「私は市販ルーカレーが好きなんです……」
「ふーん。まぁ、俺も好きだからいいけど」
「(ジャア、不満ソウニ呟クナ……!)」
またまたムッとしてしまった所で、とりあえず今夜の使命は果たしたし、さっさと部屋に戻ろう。
そう思って、
「お皿は紙袋か何かに入れて玄関横に置いておいてください……じゃあ、失礼します」
ペコリと頭を下げてドアを閉めようとした私。
と、その瞬間、
ドアノブを掴む私の手首を、
「わっ……」
いきなり握ってきた高輪マネージャー。
ちょ、ちょっと……何!?
「あれ?もう帰るの?」
「か、帰り……帰りますよ!」
「何なら、身体でも払ってやろうか?」
「はっ……!?」
イキナリ何なの、この男っ―…!

