素肌に蜜とジョウネツ


でも、


それよりも今、考えないといけないのは今夜のこと……

夕飯って、好き嫌いも知らない相手に対して、何を作れと―…?

この際、めちゃくちゃ不味い料理でも作って届けてやろうか。

けど、それはそれで、料理下手女のレッテルを貼られるのは嫌だというプライドもあったり……

ああ、もう何でこんなに私が悩まないといけないの?

そもそも、夜の副業さえ知られなければ、こんな事態にはならなかったのに……

って、

そうだ!

一人分食べていくのが精一杯で、とても二人分のご飯を用意するお金がありません……

とでも言って、貧乏アピール作戦でいってみようか?

今夜はとりあえず、白米と漬物だけでも届けて、これが精一杯です的な演出をしてみて……

そうすれば、私に出前を頼むなんかよりも、本物の出前を頼んだほうが良い物食べれるって思うだろうし。

ヨシ。

その手でいこう……!

と、企んでみたものの―…