そんな高輪マネージャーの所に直ぐにでも行きたいけど、素直に動けない困った私。
「俺がテレビの電源つけたから拗ねてるとか?」
「ち……違いますよっ!」
「じゃあ、呼んでるのに、なぜ来てくれないの?」
「それは……っ」
「ほら、電源消したから、こっちおいで」
「……っ」
とびきりの微スマイルに誘われる。
やっと私はソファーを離れて、高輪マネージャーの隣りに座る。
「よろしい」
満足そうに微笑む高輪マネージャー。
至近距離でお見舞いされた微笑みに、きゅんと胸が高鳴る。
まさか私が、
こんな高輪マネージャーの一面を見る日が来るなんて、夜の店で接客した時には微塵も思いもしなかった。

