それにしても、せっかく、こんな素敵な高級ホテルで二人っきりになれたのに、
何でわざわざ、私はソファー?
高輪マネージャーは、ベッドという微妙な距離をとってしまっているのだろうか。
でも、ここで私がベッドの方に移動するのも不自然な感じがするし……
だからといって、離れたままだとキスも出来ない……
っていうか、こんな事を一人で悶々と考えちゃってる私って恥女?
そんなことを真面目に考えて、溜め息をこっそりつくと、
「面白い番組が全くないな……」
と、高輪マネージャーがポツリ。
「そ、そうですね……」
そんな一言にさえドキッとしながらも、一応な返事をすれば、
「というか、何でそんな所に寂しげに座ってるの?」
なんて聞いてくる。

