「本当に……信じてもいいんですか?」
高輪マネージャーの瞳を見つめ返す。
私はバカだから、単純だから、何度もそう言って、確認しなきゃ怖い。
すると、
「単なる冗談で館内でこんな事、すると思うか?そっちこそ、俺に惹かれてるって本音なんだろうな?」
今度は逆に疑いの目で見られてしまい―…
「あ、当たり前です!私だって、冗談で泣きながら告白なんてしませんっ」
と、私はムキになって、そう訴えた。
「ふーん……だいぶ俺のこと、嫌っていたように見えたけど?」
「そ、それはっ、最初はそうでしたけど、気付いたら―…」
気付いたら、
そう、何時の間にか私は高輪マネージャーを―…
「好きに……なっていました」
勘違いの“失恋”で、泣いたり、落ち込んだり、心が掻き乱されてしまう程、
好きになってた。

